室内空気検査と唾液プール採取を考えていたときに、思いついた空気中のウィルスを収集する装置です。
基本的なアイデアは、簡単です。掃除機にウィルス収集フィルタを付けるだけ。
1. ウィルス集装置の構造

- ULPAフィルタ*1を持つ掃除機
医療用掃除機。ULPAフィルタは、HEPAよりも高性能。 - ウィルス収集用フィルタとホルダー
不織布などで作ったウィルス収集フィルタ。ウィルス収集ホーンと掃除機のホースの間に取り付ける。 - ウィルス収集ホーン:メガフォン状のもの。
2. 市販品で作る
市販品を流用するなら、掃除機のホースとフィルタフォルダとメガフォンを接着すればよい。大きさがぴったりでないと思うので、接着は大変かも(汗)。
掃除機のホースの口に不織布を巻き付けるとか、掃除機の紙パックに不織布を仕込むとかで十分かもしれないけど。

ULPAフィルタ付き掃除機(バイオクリーナーCF-N1030)


カメラ用のフィルタマウンタとフィルタホルダー

ウィルス収集ホーン
3. 使い方
① 室内空気中のウィルスを収集する。
② ウィルス収集ホーンにしゃべったり、飛沫を飛ばして、被験者のウィルスを収集する。
この装置は、複数の被験者のウィルスを非接触で収集する方法として思いつきましたが、コットンロールなどで個々の被験者の唾液検体を採取した方が良さそうなので、ボツとなりました(涙)。
4. まとめ
移動式の環境ウィルス収集装置。使用するシチュエーションが、なかなか思いつかないですが、一応、書いておきました。誰かが使い方を思いつく...わけないか。
(2020/11/6)
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*1:ULPA Filter:Ultra Low Penetration Air Filter. ウィキペディア, "ULPA".