2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
NHKの受信料の義務化が、しばしば話題になります。最近でもワンセグ裁判で契約が義務ないとの判決がでており、関連して「支払義務化」についての記事も見かけるようになりました。本記事では、NHKの受信料義務化に伴う影響について、未払い受信料が債権であ…
10月27日にレオパレスのテレビ付き賃貸住宅について、居住者にNHK受信料の支払義務なしとの判決が東京地裁で下され、NHKは敗訴しました。報道を見る限りでは、NHKの敗訴は当然と言える内容でした。この判決に対して、NHKは控訴するようですが、素直に非を認…
最近、総務省がテレビ放送のネットへの同時配信を解禁するという報道がされていますが、今回の記事では、通信技術の進歩に伴う、放送と通信の役割交代について、表現の自由の観点から考えたいと思います。 1. 放送と通信によるテレビ映像の同時配信 テレビ放…
マイナス金利の国債 最近、国債の金利がマイナスになったとよく聞くようになりました。日銀の異次元金融緩和の一つとして、日銀が国債を高値で買っているためです。 国債の金利がマイナスといっても、表面利率はプラス金利の国債です。表面利率とは、国債の…
1. 我が家上空の輸送機C-130Rの飛行高度は400m 以前の記事で、我が家上空に飛行する厚木基地の輸送機C-130Rの飛行高度を推定しました。推定した飛行高度は約400m。ドローンが飛行できる高度が150mまでなので、極端に差があるわけではありません。もしかした…
本記事では、地上から撮影した写真を用いて航空機の飛行高度を推定する方法を説明します。以前の記事で、我が家上空に厚木基地の哨戒機P-3Cや輸送機C-130が低空飛行すると書きました。以前から、その飛行高度を知りたいと思っていたので、本記事で実際の写真…
外国為替保証金取引 外国為替保証金取引(所謂FX)をしていますが、為替や金利の動向は気になります。筆者の場合は、数日の変動ではなく、月単位・年単位の変動を特に考えています。毎日毎日、為替動向を気にしているのは面倒で、仕事をしながら常時チェックし…
猥褻問題のトランプ氏、それでもめげない 猥褻問題でTIME誌曰くTotal Meltdownしてしまったトランプ氏。支持率も6ポイントぐらい差を開けられましたが、それでも6ポイントと小さな差とも言えます。米国の大手メディアは、あまりに差がつかないためか、いろい…
世界最長在位のプミポン国王 先日、タイのプミポン国王が亡くなられました。世界で最も長い在位の国王だったそうです。 タイではクーデターがしばしば起きましたが、その度にプミポン国王の調停によって酷い内戦のような事態には発展しませんでした。国王の…
魚釣島奪還作戦 それは、一隻の漁船の遭難から始まった。 201x年8月、台風16号の影響で東シナ海は荒れていた。尖閣諸島周辺で鰹漁をしていた中国船籍の漁船が遭難信号を発した。東シナ海を管轄する海上保安庁第十一管区海上保安部は、中国漁船の救助要請に応…
中国は経済大国・軍事大国になるにつれ、経済的にも、軍事的にも海外進出を強めています。現在も、大国アメリカや大国ロシアは、他国へ軍隊を送り、戦争することを厭いません。中国も同じよう戦争を厭わない軍事大国になるでしょう。現在の南シナ海や尖閣諸…
韓国による竹島占拠までの年表を作成しました。韓国の実効支配は、韓国警備員の常駐と1954年11月21日の海上保安庁巡視船「へくら」への砲撃、及び、それに対して日本側が対抗措置を行わないことで、ほぼ確立しました。この記事では、日本側の資料を中心に、1…
1. 読売新聞の社説 読売新聞の2016年10月10日の朝刊に、稲田防衛相や菅官房長官の政治資金パーティーの白紙領収書問題に関する社説が掲載されていました*1。主旨は、「政治資金パーティーの領収書の扱いを適正運用せよ」ということなので、これについては、…
私文書偽造・同行使、政治資金規正法違反事件 判決 被告人 防衛大臣 稲田朋美 主文 被告人を懲役2年に処する。 理由 (罪となるべき事実) (領収書写しの提出の事実) 被告人は、被告人が代表を務める政治資金管理団体「ともみ組」の20012年から2014年に添付し…
豊洲問題は、まだまだ新聞・テレビを賑わせています。小池さんも、ここまで問題が拡大するとは予想していなかったと思いますが、着地点はまだまだ見えない状態です。 着地点を見えなくしている原因の一つは、汚染土壌の安全・安心の問題でしょう。この問題の…
富山市議による政務活動費の不正受給が行われ、多数の議員が辞職する事態はいまだに続いています。富山市では定員40名に対して、ついに12名*1。富山の場合、これまで自主返還・議員辞職まででしたが、ついに、ついに富山市も刑事告発を行いました*2。今後、…
自民党憲法草案について、これまでの記事で解説しました。この草案を読んでいて、考えた条文について、本稿でまとめました。言うなれば、自民党草案に対する対案です。対象とする条文は、前文と現行憲法97条、プライバシー権、知る権利、環境権、教育に国の…
「自民党憲法草案を読み解く(1):第1章~第3章」からの続きです。今回は、後半の第4章(国会)~第11章(最高法規)を読んでいきます。主に国政の制度に関する規定です。
安倍政権では、今度の臨時国会から憲法審査会を開いて憲法改正を推進するようです。先日のNHKの日曜討論をみていたら、自民党の憲法改正草案がベースとなる趣旨の自民党の二階幹事長の発言がありました。自民党草案をざっと目を通したことはあるのですが、こ…