旭日旗
旭日旗は、旧軍の軍旗であったため、現在も軍国主義の象徴として受取られることがあります。このため、いろいろと物議を醸しだす旗です。現在も、自衛隊旗として採用されていますが、戦争によって付けられた穢れは落とせません。
旭日旗は、1870年以来、軍旗として用いられていました。
現在も海上自衛隊旗(左)、陸上自衛隊旗(右)として採用されています。
航空自衛隊旗には、旭日デザインは使われていません。
新しい旗
1870年に採用された2020年でちょうど150年、そろそろ引退してもらって、新しい旗をデザインし直すことを考えてよいのではないでしょうか?
例えば、割九陽紋をベースにデザインしてみました。日章旗に8つの割陽を付け加えたものです。8つの割陽の意味は、日ノ本を守る盾です。
割九陽を用いた新しい自衛隊旗
ちなみに、旭日紋(日足紋)は、九州地方に多い家紋のようです。九陽紋は、肥後細川氏の家紋ですが、割九陽は良く分かりません。
「家紋の由来」(http://www.harimaya.com/o_kamon1/yurai/a_yurai/yurai.html)
過去との決別
新しい旗を採用するときに、強烈な反対論が出てくると思いますが、30年もすれば定着します。血塗られた過去の歴史とも決別でき、新しい平和日本の旗として定着することでしょう。
(2018/4/5)
丹羽基二
〔家紋と家系〕事典 名前からわかる自分の歴史
(講談社+α文庫)